【顔】さくさくスナック小説

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すぅっと息を吸うと、僕は鏡を見た。

この鏡は、時空や平行世界を超える事が出来る魔法の鏡。
魔法の鏡なんて言ったら凄いけど、自分の顔しか映らない。

僕は今日、昔の友だちの話を聞いたんだ。
その友だちは、一緒に冒険をしていたんだけど、僕は身体が弱くて途中で離脱した。
友だちは、僕の知らない冒険に出て、凄い宝を手に入れたらしい。

...もしも、僕も離脱しなければ、手に入れられたのだろうか...

それが気になって鏡を覗いた。

鏡には、何も映らなかった。

今の顔を鏡で見ると、顎から雫が落ちるのが見えた。





〈映らなかった事が幸せか不幸せかはその人次第〉
ファンタジー
公開:19/09/03 01:29
更新:19/09/03 01:46

くろーばー(ふるーてい)

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