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「じゃ、僕たちお先にひと泳ぎしてきます」
男女4人はちゃっかり僕を残して海に入っていった。
近くで浮き輪やビーチパラソルのレンタルをしていて、浮き輪の人々がビーチを行き交っている。
クーラーボックスから一缶取り出し、プルタブに手をかけた。
「センパーイ!」
振り向くと、声の持ち主がこちらに走ってくるところ。
手を振りながら、満面の笑顔で
弾みながら、砂を蹴散らして、
ぴちぴち。
みしみし。
小さ過ぎる、あれじゃ。
やっぱ、あの子にはL浮き袋だな。
男女4人はちゃっかり僕を残して海に入っていった。
近くで浮き輪やビーチパラソルのレンタルをしていて、浮き輪の人々がビーチを行き交っている。
クーラーボックスから一缶取り出し、プルタブに手をかけた。
「センパーイ!」
振り向くと、声の持ち主がこちらに走ってくるところ。
手を振りながら、満面の笑顔で
弾みながら、砂を蹴散らして、
ぴちぴち。
みしみし。
小さ過ぎる、あれじゃ。
やっぱ、あの子にはL浮き袋だな。
その他
公開:19/08/27 19:00
更新:19/08/28 17:53
更新:19/08/28 17:53
スク―
あの子に会える浮袋
ssの庭に迷い込んだこぶみかん。数々のお話の面白さに魅せられ、通い始めた。
気が付いたら、庭の片隅に挿し穂されていた。
いつか実を結ぶまでじっくり育つといいね。
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