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僕らの目の前にいるもの、何?
妹と僕は恐る恐る見て、ひそひそ、ひそひそ。
どう見ても猫。だけど、猫じゃない。
暑い日中、妹と散歩した時。空が曇って来て雨が降り出す。僕らは大きな栗の木の下で雨宿り。
突然雷が落ち、気がついたら。
「怖いか?雷が、」
猫。しかも喋っている。目の前で。
「どうした?俺が分かるか?」
いや、誰?てか、何?目がクリクリしてるけど。
その猫。
「フー、」と一服するように溜息。そいつ、顔を洗って気がついた、と思ったけれど。
「俺の顔、ブサイクだよな?」
目の付け所が違ってて。君の目、三つなんだけど?と言おうかどうか、迷う僕と妹。
妹と僕は恐る恐る見て、ひそひそ、ひそひそ。
どう見ても猫。だけど、猫じゃない。
暑い日中、妹と散歩した時。空が曇って来て雨が降り出す。僕らは大きな栗の木の下で雨宿り。
突然雷が落ち、気がついたら。
「怖いか?雷が、」
猫。しかも喋っている。目の前で。
「どうした?俺が分かるか?」
いや、誰?てか、何?目がクリクリしてるけど。
その猫。
「フー、」と一服するように溜息。そいつ、顔を洗って気がついた、と思ったけれど。
「俺の顔、ブサイクだよな?」
目の付け所が違ってて。君の目、三つなんだけど?と言おうかどうか、迷う僕と妹。
ファンタジー
公開:19/08/18 14:37
♯猫
小脇 進と申します。
まだ小説も、ショートショートも書くのは初心者です。
※最近は詩作を中心に活動しています。
「分かってないなあコイツ」
と思っても、温かく見守っていて下さい。
よろしくお願いします。
2019年5月19日(日)17時55分頃より始めました。
以上です。
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