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僕はばあちゃんちに遊びに来ている。広い縁側で、ばあちゃんが切ってくれたスイカを食べたらお腹いっぱいになってなんだか眠くなってきた。
側には蚊取り線香。
青空に向かい縁側に大の字に寝そべる。
大きな入道雲。ソフトクリームみたいだな…なんて思いながら。
なんだかひんやりするな。パチリと目が覚めた。柱時計に目をやるとなんと真夜中!蚊取り線香の火はすっかり消えていた。
ばあちゃんが笑いながら僕の顔をのぞいていた。
「何で起こしてくれなかったんだよ!」
「そうふてくされなさんな、ほら、おかげで綺麗なTシャツができたよ。」
僕の着てる白いTシャツを指差すばあちゃん。何のことだ?とTシャツに目をやると…
驚いた…
Tシャツには青い空と入道雲、灰色の雨雲と透明な雨粒、燃えそうに赤い夕暮れやキラキラ光る夜空の星たちがグラデーションになってプリントされていた。
明日も縁側で夏空をプリントしたいな。
側には蚊取り線香。
青空に向かい縁側に大の字に寝そべる。
大きな入道雲。ソフトクリームみたいだな…なんて思いながら。
なんだかひんやりするな。パチリと目が覚めた。柱時計に目をやるとなんと真夜中!蚊取り線香の火はすっかり消えていた。
ばあちゃんが笑いながら僕の顔をのぞいていた。
「何で起こしてくれなかったんだよ!」
「そうふてくされなさんな、ほら、おかげで綺麗なTシャツができたよ。」
僕の着てる白いTシャツを指差すばあちゃん。何のことだ?とTシャツに目をやると…
驚いた…
Tシャツには青い空と入道雲、灰色の雨雲と透明な雨粒、燃えそうに赤い夕暮れやキラキラ光る夜空の星たちがグラデーションになってプリントされていた。
明日も縁側で夏空をプリントしたいな。
ファンタジー
公開:19/08/14 23:39
夜野 るこ と申します。
(よるの)
皆さんの心に残るようなお話を書くことが目標です。よろしくお願いします。
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