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海外出張時、隣席は外人だった。彼は自慢げに「私は倫敦で背広を誂えるんだ」とか色々と話しかけてきた。
長いフライトの後、目的外空港に着陸したので、何事かと思ったが隣の彼は「この国では事前に入国手続きを済ます、そうすれば目的空港では即出場できる」と言った。
変なルールだと思いつつも、彼と一旦機内から出て事前入国手続きの為、係員に旅券を渡した。
係員は隣の同僚と話をしながら旅券をパラパラとめくり、直ぐに返してくれた。
再出発まで少し時間もあり、通関カウンターの横の喫茶店で彼とコーヒーを飲む事にした。
数日後仕事を終えて空港で出国手続きを始めたら、突然係員が私の旅券を見ながら「お前は密入国だ、入国印が無い。逮捕する」と、驚く間もなく警官二人が私の両脇を抱え取り調べ室に連れ込んだ。
原因は事前入国手続き時に渡した旅券に、係員が同僚との話に夢中になりイミグレ確認スタンプを押し忘れた事だ。最悪!
長いフライトの後、目的外空港に着陸したので、何事かと思ったが隣の彼は「この国では事前に入国手続きを済ます、そうすれば目的空港では即出場できる」と言った。
変なルールだと思いつつも、彼と一旦機内から出て事前入国手続きの為、係員に旅券を渡した。
係員は隣の同僚と話をしながら旅券をパラパラとめくり、直ぐに返してくれた。
再出発まで少し時間もあり、通関カウンターの横の喫茶店で彼とコーヒーを飲む事にした。
数日後仕事を終えて空港で出国手続きを始めたら、突然係員が私の旅券を見ながら「お前は密入国だ、入国印が無い。逮捕する」と、驚く間もなく警官二人が私の両脇を抱え取り調べ室に連れ込んだ。
原因は事前入国手続き時に渡した旅券に、係員が同僚との話に夢中になりイミグレ確認スタンプを押し忘れた事だ。最悪!
その他
公開:19/08/14 19:54
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