価値観

私は、昔から人付き合いが得意なほうではなかった。
なので、周りからはいつも人当たりがよくないと叱られ、仕舞いには、周囲から孤立してしまった。
始めは、それについて全く、気には留めていなかったが、次第に状況は悪化し、いつの間にか、世間体から溢れてしまった。
現代社会なら、浮世離れした存在は、揶揄いの対象になってしまうだろうが、持ち前の明るさでなんとか様態をはぐらかした。
若者の間で、よくＫＹという言葉が使われていたが、それに当てはまる人物であったのだろう。
しかし、周りをいつも気にしてしまい、自身の主張を曲げてしまう人物とは違う。
要は、今の若者は、周囲に配慮するあまり、自身の殻に閉じこもってしまう習性がある。
恐れる必要性は全くない。持病持ちの私でさえも、どうにか事態を乗り越えられた。
もっと、大衆に表現をすれば、あなたの本当の価値が見いだせるはずである。