真夏のエレジー
28
17
たはむれに 母を背負ひて そのあまり
軽きに泣きて 三歩あゆまず
石川啄木の第一歌集「一握の砂」の代表的な短歌。中学時代に、いたく感動した。
令和元年の夏。その歌にあやかり、我が母を詠みたい。
茹だる夏 神の手いつしか 紙の手に
頬零るるは 冷めた滴よ
軽きに泣きて 三歩あゆまず
石川啄木の第一歌集「一握の砂」の代表的な短歌。中学時代に、いたく感動した。
令和元年の夏。その歌にあやかり、我が母を詠みたい。
茹だる夏 神の手いつしか 紙の手に
頬零るるは 冷めた滴よ
その他
公開:19/08/10 21:10
エレジー=哀歌
哀歌はまた愛歌なり
零るる=こぼるる
滴=しずく
千葉県野田市在住の、渡辺隆一です。
小学4年生の頃から、文章を書くのが
好きで、今も、趣味で書いています。
ショートショートが、好きです。
ログインするとコメントを投稿できます