真夏のエレジー

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たはむれに 母を背負ひて そのあまり
軽きに泣きて 三歩あゆまず

石川啄木の第一歌集「一握の砂」の代表的な短歌。中学時代に、いたく感動した。
令和元年の夏。その歌にあやかり、我が母を詠みたい。

茹だる夏 神の手いつしか 紙の手に
頬零るるは 冷めた滴よ
その他
公開:19/08/10 21:10
エレジー=哀歌 哀歌はまた愛歌なり 零るる=こぼるる 滴=しずく

渡辺 隆一( 千葉県野田市 )

千葉県野田市在住の、渡辺隆一です。
小学4年生の頃から、文章を書くのが
好きで、今も、趣味で書いています。
ショートショートが、好きです。

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