他人の不幸は蜜の味
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醜女は、容姿端麗な友人が、現在、不幸のどん底にいると知って、心底面白がっていた。
醜女は、友人から相談を受けている最中、適当な相槌を打ち、彼女の表情を覗き込んでは、相等、息苦しいのであろうと内心でゲラゲラと笑った。
会話の最後には、あなたなら大丈夫よ。と慰めの言葉を投げかけ、蜜を吸いきった。
次は醜女の相談である。
昔から、容姿端麗な彼女とは違い、女はコンプレックスを抱えていた。
「だからね、もう少し、顔の輪郭が丸くなれば、他の女性よりも綺麗になれるの」
と彼女に言った。
彼女もまた、醜女の話を聞きながら、内心で腹を抱えて笑った。
醜女は昔から周囲から容姿のことでからかわれ、つらい思いをしていたのは知っていたが、いざ、蓋を開ければ、蜜のオンパレードである。
互いは最後に見つめてこう言った。
「不幸の蜜はどこに転がっているのかしら?」
醜女は、友人から相談を受けている最中、適当な相槌を打ち、彼女の表情を覗き込んでは、相等、息苦しいのであろうと内心でゲラゲラと笑った。
会話の最後には、あなたなら大丈夫よ。と慰めの言葉を投げかけ、蜜を吸いきった。
次は醜女の相談である。
昔から、容姿端麗な彼女とは違い、女はコンプレックスを抱えていた。
「だからね、もう少し、顔の輪郭が丸くなれば、他の女性よりも綺麗になれるの」
と彼女に言った。
彼女もまた、醜女の話を聞きながら、内心で腹を抱えて笑った。
醜女は昔から周囲から容姿のことでからかわれ、つらい思いをしていたのは知っていたが、いざ、蓋を開ければ、蜜のオンパレードである。
互いは最後に見つめてこう言った。
「不幸の蜜はどこに転がっているのかしら?」
公開:19/08/11 21:48
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