わたしをくるむもの
0
3
現在、我々、フルーツ王国は戦争の真っ最中である。
「マンゴ大臣、戦況はどうなっておる?」
「はっ、味方の兵の多くは負傷しております」
「開発課のピーチ君、例の件はどうなっている」
「は~い、いつまで経ってもお肌がピッチピチのピーチであります。マンゴ大臣、新しい装備の件ですね。勿論、完成しています。これが私の開発した「フルーツキャップ」です」
「フルーツキャップ?」
「そうです。私達の身を守るため、ふんわりした素材に特殊な繊維を編み込んだ防護スーツであります。これがあれば少しくらいの衝撃では傷付きません。なおかつ、伸縮性に富んでいるので動き回っても型崩れが起こらない。そう、私はあなたが思っているよりも繊細で傷つきやすいの。だから、私に触れる時は丁寧に扱って。箱入りだからって私から距離を置かなくてもいいのよ、むしろ、私はあなたにお近付きになりたいの、チュッ」
「もう気が済んだかね。ピーチ君」
「マンゴ大臣、戦況はどうなっておる?」
「はっ、味方の兵の多くは負傷しております」
「開発課のピーチ君、例の件はどうなっている」
「は~い、いつまで経ってもお肌がピッチピチのピーチであります。マンゴ大臣、新しい装備の件ですね。勿論、完成しています。これが私の開発した「フルーツキャップ」です」
「フルーツキャップ?」
「そうです。私達の身を守るため、ふんわりした素材に特殊な繊維を編み込んだ防護スーツであります。これがあれば少しくらいの衝撃では傷付きません。なおかつ、伸縮性に富んでいるので動き回っても型崩れが起こらない。そう、私はあなたが思っているよりも繊細で傷つきやすいの。だから、私に触れる時は丁寧に扱って。箱入りだからって私から距離を置かなくてもいいのよ、むしろ、私はあなたにお近付きになりたいの、チュッ」
「もう気が済んだかね。ピーチ君」
公開:19/11/12 18:00
更新:19/11/12 18:11
更新:19/11/12 18:11
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます