心の声を、君のすぐ側で
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『春野ってやっぱりエロそうだよなぁ〜』
(やめてよ、そういうの…)
『凛がいると正直めんどくさいんだよねぇ〜』
(それなら直接口で言ってよ…)
私は、物心ついた時から人の心の声が聞こえるという不思議な能力を持っていた。といっても、常に聞こえている訳ではなくて、自分の視界に入っている人限定で唐突に聞こえてしまうという変わったもので…。
「蒼也お待たせ〜、ごめん、待った?」
「よぉ、凛!んにゃ、全然待ってねーよ、俺もいま来たとこ!」
そう言って彼は、向日葵の様な暖かな笑顔を私に向けた。そんな彼の笑顔に、私がどれだけ救われているのか、他の人はもちろん彼でさえも未だ知らない。
隣り合わせで歩いていると、自然な流れで手を繋がれた事に、私はちょっとだけ恥ずかしくなった。
『可愛いな〜凛…』
ふと、彼の心の声が聞こえた。
偽りのない純粋な彼の気持に、私の心は徐々に満たされていく…。
(やめてよ、そういうの…)
『凛がいると正直めんどくさいんだよねぇ〜』
(それなら直接口で言ってよ…)
私は、物心ついた時から人の心の声が聞こえるという不思議な能力を持っていた。といっても、常に聞こえている訳ではなくて、自分の視界に入っている人限定で唐突に聞こえてしまうという変わったもので…。
「蒼也お待たせ〜、ごめん、待った?」
「よぉ、凛!んにゃ、全然待ってねーよ、俺もいま来たとこ!」
そう言って彼は、向日葵の様な暖かな笑顔を私に向けた。そんな彼の笑顔に、私がどれだけ救われているのか、他の人はもちろん彼でさえも未だ知らない。
隣り合わせで歩いていると、自然な流れで手を繋がれた事に、私はちょっとだけ恥ずかしくなった。
『可愛いな〜凛…』
ふと、彼の心の声が聞こえた。
偽りのない純粋な彼の気持に、私の心は徐々に満たされていく…。
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公開:19/11/10 19:36
初めまして、りなりると申します*
普段は社会人として普通に働いています。
空いた時間にこちらで小説を投稿しつつ、
コバルト文庫やオレンジ文庫主催のコンテストに応募するための作品も別の所で制作しています。コメントやアドバイスなどありましたら是非お願い致します!今後の参考にさせて頂きます。⚠誹謗中傷はおやめ下さい
ファンタジー、恋愛、青春ものを主に書いていきます*
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