お勉強の時間

生物は皆、色んな糸を持って生きている。
ある生物はストレスを感じると真っ黒な毒の糸を吐く。
毒を吐く事でストレスの対象を遠ざけるのだ。
また、ある生物は口から白い糸を吐き、繭の様な物を形成する。
この繭は外敵から身を守るための外壁となる。
つまり、私が何を言いたいかと言うと要は生物にはそれぞれ身を守るための武器を持っていると言う事だ。
けれども、決してそれは万能ではない。
だからこそ、日々、弱点を克服するための傾向と対策が重要となる。
例えば、あそこにいる蚕に注目して見よう。
あの蚕は先ほど提示した繭を作るスキルを持っている。
つまり、防御力に特化しているわけだ。
だが、成長し、蛾になると防御能力は失われ、大きな鳥に食べられやすくなる。
この場合、この蛾はどうすれば良いのか。
まず重要なのは蛍光灯対策だ。
蛾は街灯を見ると習性で近づきたくなってしまう。
これを我慢できる様になれば一人前だ。