若気の至り
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「俺はこんな世の中に逆らってやる!」
たしかにそう言った。若気の至りというやつだ。単にいっときの気の迷いというか強がりというか、自分の中ではそういうものだった。
まさかあんなことになるなんて。
ある日、俺はいつものようにオートバイに乗っていた。片側3車線の幹線道路の左端をおとなしく走っていた時、目の前から自転車の爺がこっちに向かってノロノロと走って来やがった。俺は思わずブレーキを掛けて止まった。
それが始まりだった。
別の日、彼女がガングロのJKになっていた。あいつは清楚系のOLだったはず。それがなぜ?
家に帰るとテレビがブラウン管になっていた。しかも点けると砂の嵐しか映らない。
いったい何が起こっている?
ネットで何かを調べようにも、スマフォが伝書鳩に変わっている。これで何を調べろと?
そうか、俺が悪かったんだ。あんな尖ったことを言ったから。
ごめん、謝る。
たしかにそう言った。若気の至りというやつだ。単にいっときの気の迷いというか強がりというか、自分の中ではそういうものだった。
まさかあんなことになるなんて。
ある日、俺はいつものようにオートバイに乗っていた。片側3車線の幹線道路の左端をおとなしく走っていた時、目の前から自転車の爺がこっちに向かってノロノロと走って来やがった。俺は思わずブレーキを掛けて止まった。
それが始まりだった。
別の日、彼女がガングロのJKになっていた。あいつは清楚系のOLだったはず。それがなぜ?
家に帰るとテレビがブラウン管になっていた。しかも点けると砂の嵐しか映らない。
いったい何が起こっている?
ネットで何かを調べようにも、スマフォが伝書鳩に変わっている。これで何を調べろと?
そうか、俺が悪かったんだ。あんな尖ったことを言ったから。
ごめん、謝る。
ファンタジー
公開:19/11/08 12:07
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武蔵の国の辺境に棲息する“ひとでなし”のオオカミです。
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