くじ引きで油田ゲット
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そのくじ引きをするには、一回千円かかる。
千円かけて引いたくじ引きは全てスカなのだが、引く度に『くじ引き』が太るのであった。
「涼子、今、何回目?」
「あたし?ふふ。150回目」
「え、もう15万円も使ってるの?」
「ちょっとー。そんな野暮なこと言わないでよ。だって、もうすぐくじ引きが破裂しそうじゃない」
「そうなのよ。もう少しで破裂しそうなのよ」
「破裂させた人は世界一幸せになれるって」
「噂だけどね」
「噂でも、いい!あたしは信じてる。はい、もう千円」
ぱーーーーーーん!!
「やった!!破裂させた。あたしが、破裂させた!!!やった、やった!!!」
「すごい、涼子。信じて課金した甲斐があったね」
--今回の破裂該当者は涼子さんです--
「やったー。あたしだ。世界一幸せになるのは、あたしよー」
そして涼子さんはアラブの大富豪から油田をプレゼントされ、ウハウハになったのでした。
千円かけて引いたくじ引きは全てスカなのだが、引く度に『くじ引き』が太るのであった。
「涼子、今、何回目?」
「あたし?ふふ。150回目」
「え、もう15万円も使ってるの?」
「ちょっとー。そんな野暮なこと言わないでよ。だって、もうすぐくじ引きが破裂しそうじゃない」
「そうなのよ。もう少しで破裂しそうなのよ」
「破裂させた人は世界一幸せになれるって」
「噂だけどね」
「噂でも、いい!あたしは信じてる。はい、もう千円」
ぱーーーーーーん!!
「やった!!破裂させた。あたしが、破裂させた!!!やった、やった!!!」
「すごい、涼子。信じて課金した甲斐があったね」
--今回の破裂該当者は涼子さんです--
「やったー。あたしだ。世界一幸せになるのは、あたしよー」
そして涼子さんはアラブの大富豪から油田をプレゼントされ、ウハウハになったのでした。
その他
公開:19/11/07 20:29
スクー
太るくじ引きをする
文章を書くのが大好きです。
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