現代版イソップ物語(ネズミの恩返し)
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ある時、ネズミはライオンに捕まった
「お願いです。私を助けて下さい。助けてくれたらあなたがピンチになった時に助けに参上しますから」
「ふ~ん、そこまで言うならいいよ。助けたあげる。まあ、僕が君に助けられる事なんて無いと思うけど」
そんなこんなでピンチを脱したネズミはライオンに助けられたことを仲間の皆に話しました。
「何でライオンを助けなきゃいけないの。彼らにとって私達はただの食糧よ。別に助ける必要なんて無いわよ」
「そうは言っても助けて貰った義理は果たさないといかん。ネズミの誇りに掛けて」
それから数年後、異常気象で雨が降らない日が続きました。
ライオンは数日間何も食べずお腹はペコペコでした。
そして喉もカラカラでした
そこへあの鼠がライオンの前に立ちこう言いました
「これはあの時の恩返しです。さあ、私を食べて下さい。そうすればあなたは助かります」
「いや、いい。俺、ベジタリアンなんで」
「お願いです。私を助けて下さい。助けてくれたらあなたがピンチになった時に助けに参上しますから」
「ふ~ん、そこまで言うならいいよ。助けたあげる。まあ、僕が君に助けられる事なんて無いと思うけど」
そんなこんなでピンチを脱したネズミはライオンに助けられたことを仲間の皆に話しました。
「何でライオンを助けなきゃいけないの。彼らにとって私達はただの食糧よ。別に助ける必要なんて無いわよ」
「そうは言っても助けて貰った義理は果たさないといかん。ネズミの誇りに掛けて」
それから数年後、異常気象で雨が降らない日が続きました。
ライオンは数日間何も食べずお腹はペコペコでした。
そして喉もカラカラでした
そこへあの鼠がライオンの前に立ちこう言いました
「これはあの時の恩返しです。さあ、私を食べて下さい。そうすればあなたは助かります」
「いや、いい。俺、ベジタリアンなんで」
公開:19/11/07 07:48
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