現代版イソップ物語（北風と太陽）

あるところに北風と太陽がいました
ある時、北風が太陽にこう言いました
「なあ、太陽。俺と勝負をしないか。そうだな。例えば、あそこにある国の核武装を早く解かせたものが勝ちって事でどうだ」
「それでいいよ。まあ、最終的に勝つのは僕だと思うけどね」

さあ、勝負の開始です

北風はまず某国の物資に狙いを定めました
「ふふふ、某国の食糧を止めてしまえば否が応でも僕に降参するだろう。そうなれば核武装を解くのは時間の問題だ。戦略の基礎だよね」
しかし、某国は北風に降参しませんでした。
なぜなら、某国は地下に隠し通路を掘り、他国から食料を密輸していたのです。

今度は太陽の番です
太陽は北風とは違い、某国と同盟を組まないかとにこやかに提案しました。
「僕と同盟を組めば、欲しいものが手に入るよ。君の国の防衛は僕が代行してあげるよ。君はもう核武装しなくてもいいんだよ」
それでも某国は核武装を解きませんでした