【64番 1/2】さくさくスナック小説

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とても広く真っ白な空間に、天使が二人いました。
チョコレート色の髪をした天使の胸元には『64』と書かれたプレートが付いています。
プレートが付いていない天使がそのプレートを見つめて言いました。

「本当に人間になるの?」

プレートが付いた天使は本当に嬉しそうな笑顔で頷きます。

「生まれる時も死ぬ時もとても苦しいのに、どうして?」

「僕はねその経験がしたいんだ。僕らにはその感覚が分からないだろ?だから、知りたいんだ。」

プレートが付いた天使は、きらきらした顔でそう言いました。
ファンタジー
公開:19/11/03 21:04

くろーばー(ふるーてい)

はじめまして、くろーばー(ふるーてい)と申します(*´ ˘ `*)
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