色彩の魔術師と失われた色_(拾捌)
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「わかりました」
「よろしく頼む」ずっしり重いかばんを受け取る。中にはモノリスと分厚いマニュアルが入っていた。
「ちなみにモノリスは遠く離れていても連絡を取れる機能がある。これからはこいつで連絡しあおう」と師匠。
「私はまだ使い方すら知らないのですが」
「お前は本番に強いから大丈夫だ」
師匠とのやり取りをロイが笑いながら見ている。
「私はね。このモノリスには世界を変える力があると信じているのだよ」真顔に戻ったロイが自信ありげに語りかけてきた。
「こいつは遠見の魔法などを用いなくても遠隔地の情報を映像や文字を使ってどんな馬よりも早く送ることができる。それが一般に普及したらどうなる? 一方的なマスメディアの情報に惑わされず人々が自ら情報を発信することができるのだ!」
「でも、悪用される危険もありませんか?」
「もちろんそうだ。だが今のままではマスメディアに踊らされるだけだ。」
「よろしく頼む」ずっしり重いかばんを受け取る。中にはモノリスと分厚いマニュアルが入っていた。
「ちなみにモノリスは遠く離れていても連絡を取れる機能がある。これからはこいつで連絡しあおう」と師匠。
「私はまだ使い方すら知らないのですが」
「お前は本番に強いから大丈夫だ」
師匠とのやり取りをロイが笑いながら見ている。
「私はね。このモノリスには世界を変える力があると信じているのだよ」真顔に戻ったロイが自信ありげに語りかけてきた。
「こいつは遠見の魔法などを用いなくても遠隔地の情報を映像や文字を使ってどんな馬よりも早く送ることができる。それが一般に普及したらどうなる? 一方的なマスメディアの情報に惑わされず人々が自ら情報を発信することができるのだ!」
「でも、悪用される危険もありませんか?」
「もちろんそうだ。だが今のままではマスメディアに踊らされるだけだ。」
ファンタジー
公開:19/10/20 15:32
ぼちぼちやっていこうと思います。
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