おとぎ話
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ある日、浦島太郎が海岸へ行くとちょび髭のおじさんが亀をいじめていました。
心優しい浦島太郎は勇気を出して、そのちょび髭のおじさんに言います
「いい大人が何をやっているのですか。亀が可愛そうだろ。放してあげなさい」
それに対してちょび髭のおじさんは「嫌だね、断る」と断固として聞きません
仕方が無いので浦島太郎はさっき乙姫から貰った玉手箱と引き換えにその亀を譲り受ける事にしました。
「亀さん、これで君は自由だ。好きな所へお帰り」
亀は浦島太郎に礼を言うとノソノソと海へ帰って行きました
それから数日後、浦島太郎が夜遅くに起きると遠くからこんな声が聞こえてきました。
「浦島太郎の家はどこだ、亀を助けた浦島太郎の家はどこだ」
浦島太郎は「ここですよ」とその声の方に手を振りました。
するとどうでしょう。その方角から炎が飛んできて家を全焼しました
「なんてことをするんだ」
「それは俺のセリフだ」
心優しい浦島太郎は勇気を出して、そのちょび髭のおじさんに言います
「いい大人が何をやっているのですか。亀が可愛そうだろ。放してあげなさい」
それに対してちょび髭のおじさんは「嫌だね、断る」と断固として聞きません
仕方が無いので浦島太郎はさっき乙姫から貰った玉手箱と引き換えにその亀を譲り受ける事にしました。
「亀さん、これで君は自由だ。好きな所へお帰り」
亀は浦島太郎に礼を言うとノソノソと海へ帰って行きました
それから数日後、浦島太郎が夜遅くに起きると遠くからこんな声が聞こえてきました。
「浦島太郎の家はどこだ、亀を助けた浦島太郎の家はどこだ」
浦島太郎は「ここですよ」とその声の方に手を振りました。
するとどうでしょう。その方角から炎が飛んできて家を全焼しました
「なんてことをするんだ」
「それは俺のセリフだ」
公開:19/10/21 13:18
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