色彩の魔術師と失われた色_(拾陸)

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その後いかにバートンを降ろした後の空白を埋めつつ
ルシファーの爪と戦うかをある程度まで協議した後解散となった。
「計画を練るのもいいが不確定要素も多い、柔軟性も必要でしょう」とロイが伸びをしながら言う。
「そうですな」と師匠。クッキーをほおばりながら話すのはやめてもらいたい。


「まあ、せっかくだからのんびりしましょう。戦争の準備が整い次第我々も忙しくなりますからね」
「わし等も準備が必要だがな。まああいつらのことだ。いつでも動けるようにはしているだろて」
ロイと師匠はすっかりくつろいでいる。

「そういえば、お前も準備が必要ではないのか?」
「護衛部隊ならいつでも取り出せます」そういってチェスの駒を取り出し
「変われ!」と一声叫ぶ。
駒がみるみるうちに大きくなり黒の鎧を着た王を中心に王妃と騎士、僧侶、歩兵たちが
集う。
「今はお試しですが実戦では数百の軍勢を動かします」
ファンタジー
公開:19/10/14 19:59

ばめどー

ぼちぼちやっていこうと思います。
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