思わぬ再会
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大学2年の冬、私は地元の成人式に出席した。
振り袖は、レンタルにしようか迷ったけれど、せっかくの機会なので、両親が成人の祝いにプレゼントしてくれた。
会場に着くと、小・中学校の同窓生ら、見知った顔が既に集まっていた。その中に友達を見つけて、式が始まるまでお喋りを楽しんでいた。
式が終了し、用意されていたパイプ椅子から立ち上がると、1人の男性に声を掛けられた。
「鈴木さん、久しぶり。僕、石井」
私は一瞬躊躇したが、直ぐに彼の事を思い出した。
私と石井君は、保育園から中学校まで、同じクラスで仲の良い友達だった。周囲からは、散々カップル扱いされたが、石井君も私も、恋愛に興味がなく、恋人関係に発展はしなかった。
「格好良くなったろ?」
確かに、当時より痩せて背も伸びて、格好良くなっている。
「うん」
私は、その時初めて彼を異性として意識した。
振り袖は、レンタルにしようか迷ったけれど、せっかくの機会なので、両親が成人の祝いにプレゼントしてくれた。
会場に着くと、小・中学校の同窓生ら、見知った顔が既に集まっていた。その中に友達を見つけて、式が始まるまでお喋りを楽しんでいた。
式が終了し、用意されていたパイプ椅子から立ち上がると、1人の男性に声を掛けられた。
「鈴木さん、久しぶり。僕、石井」
私は一瞬躊躇したが、直ぐに彼の事を思い出した。
私と石井君は、保育園から中学校まで、同じクラスで仲の良い友達だった。周囲からは、散々カップル扱いされたが、石井君も私も、恋愛に興味がなく、恋人関係に発展はしなかった。
「格好良くなったろ?」
確かに、当時より痩せて背も伸びて、格好良くなっている。
「うん」
私は、その時初めて彼を異性として意識した。
青春
公開:19/10/14 07:11
更新:19/10/14 08:27
更新:19/10/14 08:27
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