【夢小説】漠然とした練馬についての何か

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「練馬はいいぞ」
「ほう、なんで?」
「電車がいっぱい停まる」
「ええな」
「まず、都営大江戸線な」
「へえ、知らんかった」
「西武池袋線」
「そんなのあるんやな」
「西武池袋線通勤準急」
「マニアックやなあ」
「西武池袋線快速」
「西武池袋線ばかりやないか!」
「あとは、準急」
「何線?」
「西武池袋線」
「また西武池袋線か! 他に無いんかい!」
「他にもいっぱい停まるで」
「おお、練馬やるやん」
「あれや。路線バス」
「もはや電車ちゃうやん!」
「別に練馬は電車だけやないで。練馬大根がうまい。味が心に沁み込んで、俺の停留所に停車するわ」
「何が停車するん?」
「西武池袋線特急かな」
「また西武池袋線か! 路線バスじゃないんかい」
「まあ、合っているか知らんけど。多分、特急は停まらんけど」
「何やそれ! 無責任だな」
「練馬は広い」
「せやな」
「人も多いしな。練馬星人が」
「人間や!」
その他
公開:19/10/15 00:38
140文字小説リライト 夢小説

undoodnu( カントー地方 )

構成の凝った作品が好きです。
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