節目
1
5
私は30年間を掛け、ようやくお肌の曲がり角に到着した。
だが・・・
ピピー
いきなり警察に捕まった。
「君、どこから来たの。困るんだよね。ここに書いてあるだろ。この道は工事中。迂回してくれないかな」
「すいません、まだ、初心者マークなので」
「分かってくれればいいよ」
仕方が無いので私は迂回する事にした。
私はこの街では顔が広い方だが、この道はまだ来た事が無い。
ピピー
また、警察に捕まった。
「ちょっと、ここは高速道路「リンパ腺」だよ。一方通行なんだから逆走されちゃ困るよ。事故が起きたらどうするの」
「どーも、すいません。今度は気を付けます」
私はその後もこの迷路のような道を行ったり来たりさせられた。
「確か、あっちは行き止まり、こっちは徐行だったよな。はぁ~、どこへ行けばいいんだ」
私は一度立ち止まり振り返ってみた。
すると私の背後には私の動線の軌跡が奇跡的アートの指紋になっていた。
だが・・・
ピピー
いきなり警察に捕まった。
「君、どこから来たの。困るんだよね。ここに書いてあるだろ。この道は工事中。迂回してくれないかな」
「すいません、まだ、初心者マークなので」
「分かってくれればいいよ」
仕方が無いので私は迂回する事にした。
私はこの街では顔が広い方だが、この道はまだ来た事が無い。
ピピー
また、警察に捕まった。
「ちょっと、ここは高速道路「リンパ腺」だよ。一方通行なんだから逆走されちゃ困るよ。事故が起きたらどうするの」
「どーも、すいません。今度は気を付けます」
私はその後もこの迷路のような道を行ったり来たりさせられた。
「確か、あっちは行き止まり、こっちは徐行だったよな。はぁ~、どこへ行けばいいんだ」
私は一度立ち止まり振り返ってみた。
すると私の背後には私の動線の軌跡が奇跡的アートの指紋になっていた。
公開:19/10/13 10:50
更新:19/10/13 12:47
更新:19/10/13 12:47
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