おでん

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涼しいこの季節。夜はより一層涼しさが増し、寒さが少しだけ勝つような気がする。
そんな時の真夜中、無性に食べたくなるものがある。
それは「おでん」。


自宅から徒歩15分ほどで着くコンビニに足を運び、自動ドアを潜ること深夜2時。

気にしてはいけないカロリー問題が頭をよぎりながらも、必ず決まって買う白滝と牛すじを一つずつ器に入れる。
鉄板メニューに一つだけゲストを迎え入れる。
今日はボリュームが欲しい。だからがんもを一つゲストメンバーに入れる。

そして会計。
地域柄必ずお箸と一緒に付くものある。少しだけ気にしているカロリーを何となくオーバーしそうだと思い、無駄な抵抗をする。

お汁だけで、からしをつけて、お味噌を絶対に付けない。
それが、マイ・おでん・ポリシー。
おでんのプロは少しだけこだわり抜いた買い方をするのだ。

と、不思議な言い回しを頭の中で奏でながら、今日も店を後にした。
青春
公開:19/10/12 22:20
更新:19/10/18 01:14
おでん

誉野史( 愛知 )

はじめまして!
お立ち寄り頂きありがとうございます。
誉野史と申します。

現実世界ではよく知らない人に声をかけられやすいタイプで通っています。
なので、気軽に声をかけてください。

ジャンルは様々。
思いつくままに。

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