ネコド

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ネコネコネコ……
書けない……

「ご注文をどうぞにゃ」
「……カフェオレ」
「新商品の『しっぽド』はどうにゃ」
「じゃ、それ……」
「切り身五枚にゃ。はい、カフェオレ。ふーふー」
会計を済ませると、途中、首から下げてるイヤホンをにゃんにゃん遊ばれた。

席に座ると閃いた。
猫が空から降ってくるとか……!

「お待たせにゃ」
猫の背中のトレイには、もう一匹猫が乗っていた。
「なにこれ」
「この子のしっぽを引っ張るにゃ」

言われた通り引っ張ると、しっぽが取れた。
しっぽはくるりんと丸くなり、ドーナツになった。
「ごゆっくりにゃ」
頭を抱えて一口齧る。
「うわ。口の中が毛だらけだ」




『おう! 責任者はどこにゃ』
「クリスピーニャのボスじゃにゃいか」
『早くこのシマ、寄越すにゃ。フシャー!』
「シャー!」

縄張り争いが始まった。
ああもう。静かに創作したいのに。

ネコネコネコ……
ファンタジー
公開:19/06/26 20:12
更新:19/06/26 22:28

イチフジ( 地球 )

マイペースに書いてきます。
感想いただけると嬉しいです。

100 サクラ

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