秘密部隊ハイネコ

秘密部隊ハイネコに任務が下った。
今回の任務はテロリストのせん滅だ！！

「この地下道狭いニャー！！」
「我慢するにゃ！」
「これじゃ、ハイネコならぬ這いネコニャ！！」

アジトにたどり着くと、
すでにテロリストたちは武装して待ち構えていた。
「灰ネコにしてやるぜ！！」
一人の巨漢が火炎放射器を向けるがそんなものに臆する猫はいない。
「ギャー！！」
人間離れした動きで一人、また一人と片づけ
残るはリーダー一人
「くそ！！」
特性のマタタビ爆弾を破裂させる。
「どうだ！！」
しかし、猫達はピンピンしている。
「あらかじめ、特性マタタビを服用しているニャ！！」
「ハ、ハイ猫かよ！！」
こうしてリーダーは袋のネズミとなり、猫達の餌食になった。
じつは特性マタタビの副作用で数年で『廃ネコ』になることを彼らは知らない。
もっともリハビリで俳句を習い、『俳ネコ』として復活するものもいるが