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俺は浦島。海辺の工業団地でしがないエンジニアをしている。
俺はある日、浜辺に打ち上げられたロケットを発見した。バラそうとする子供達を嗜め、俺はロケットを調べることにした。
驚いた…このロケットは宇宙船だ。行き先は…エウロパだと?あの水の惑星・エウロパか?
俺はすぐさまロケットを直した。そして、人知れず宇宙へと飛び立った。
この宇宙船は凄い!エウロパまで1時間もかからなかった!
エウロパは俺を歓迎してくれた。見たこともない大きな水棲生物が目の前を舞ってる。凄い!凄いぞ!
『貴方は何者ですか?』
突然頭に美しい女性の声がした。
「俺は浦島。エウロパに興味があり、ロケットを直してここに来た!」
『そうですか。しかし浦島。ここは貴方がいていい場所ではありません。すぐに帰りなさい』
するとロケットは勝手に動き出し、地球へと戻った。
地球では俺がいない間、数十年もの時が経っていた。これが相対性理論か…
SF
公開:19/06/23 19:02

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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