ピーマン+俺

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彼女はピーマンに関係する物を集めるのが趣味だ。
彼女曰く触り心地がキュッキュとしているのが良いとか、可愛らしい外見から苦味があるギャップが大人を感じてカッコいいとか、とにかくピーマンを出来合いしている。
彼氏の俺の事よりも毎日ピーマンの自慢話ばかりを聞かされるので、俺は次第に焼きもちが湧いてきた。
「そんなにピーマンが良いなら、俺と別れてピーマンと付き合えば?」
それを聞いた彼女はクスッと笑い、「貴方とピーマンはとっても相性が良いんだからそんなの無理よ」と俺の自慢の大きな鼻をつついた。
意味がよく分からない俺はブヒッと一声鳴いてから、彼女の栄養管理が行き届いた料理をガフガフ頬張った。
その横でピーマンを撫でながら舌なめずりをし、うっとりと俺を見つめる彼女がいた。
ホラー
公開:19/08/15 20:30
更新:19/08/15 20:12

林 孝光( 東京 )

1日1作、昼の12時頃に投稿しています。

普段は四コマ漫画を描いたり、イラストを描いて遊んでいます。

趣味はジャズピアノです。

ショートショートは中学生の時に筒井康隆先生に出会って衝撃を受けて、星新一先生、藤子F不二雄先生と手を伸ばして読み漁り自分なりに執筆をしていました。

よろしくお願いします❣️

ショートショートの漫画も執筆しています。

漫画ブログ

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