父の日用に書いてみました

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「まだ起きてたんだ」

母の目を盗んで持ち出したお菓子を二つ、後ろ手に隠して、父の部屋へ。

「んー何か用か?」

「明かりが漏れてたから、のぞいただけ」

答えつつ、カサカサと隠しているお菓子の包みの音を立てる。

「後ろに何か隠してるな」

「えっ、何も隠してないよ」

「いいから見せなさい、って、また、夜中にこんなお菓子を」

「ひとつあげるから、口止め料」

「しょうがないやつだなあ」

父さん、かかったな!

この部屋のゴミ箱から包みが見つかれば、当然、犯人は父ということに。

「このゴミ箱に捨てていい?」

「ああ」

「って!すでに、お菓子の包みがいくつもあるよ!」

「ここは、お互い内緒で」

父さんってば…

そして翌朝。

お怒りの母、テーブルには見覚えのある包み。

「今朝、ここにあったよ。あんた、夜中、コソコソしてると思ったら!」

これは…

父さん、はかったな!
その他
公開:19/06/15 17:44
更新:19/06/15 19:21
父にも見せるので けれんみは無しです

誰か

心楽しい読書になりますように。

https://twitter.com/N2lQzhfmQ7KOqHd

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