リンゴの笑顔
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友人の結婚式に招待された。
正装をして会場へ向かう。
着くとなぜか、入り口には
普段着のラフな格好の人達が
集まっていた。
受付に行って、招待状を渡す。
ところが、受付の男がこちらを見て
「申し訳ありません。これでは駄目なのです」
と言って会場に入れてくれない。
友人が控え室から出て来て手を振った。
「会場に入れないってどういう事だよ」
怒り気味で言った。
友人は待っててくれと指示する。
戻ってくる。大丈夫だと笑顔で言った。
会場は果樹園だった。
乾杯の音頭は果物を片手に。
幸せそうだった。
式が終わり帰り際に聞いた。
「何で俺は入れなかったんだろ」
すると農家である友人は
果樹園での式はカジュアルにいこうよ!と決めたらしい。
でも俺はカジュアルじゃない。
「おまえは心はくだけてラフだろ。それに昔から支えてくれた親友だしな」
友人は昔とちっとも変わっていない
リンゴの笑顔を見せた。
正装をして会場へ向かう。
着くとなぜか、入り口には
普段着のラフな格好の人達が
集まっていた。
受付に行って、招待状を渡す。
ところが、受付の男がこちらを見て
「申し訳ありません。これでは駄目なのです」
と言って会場に入れてくれない。
友人が控え室から出て来て手を振った。
「会場に入れないってどういう事だよ」
怒り気味で言った。
友人は待っててくれと指示する。
戻ってくる。大丈夫だと笑顔で言った。
会場は果樹園だった。
乾杯の音頭は果物を片手に。
幸せそうだった。
式が終わり帰り際に聞いた。
「何で俺は入れなかったんだろ」
すると農家である友人は
果樹園での式はカジュアルにいこうよ!と決めたらしい。
でも俺はカジュアルじゃない。
「おまえは心はくだけてラフだろ。それに昔から支えてくれた親友だしな」
友人は昔とちっとも変わっていない
リンゴの笑顔を見せた。
青春
公開:19/06/14 09:55
更新:19/06/14 09:56
更新:19/06/14 09:56
小脇 進と申します。
まだ小説も、ショートショートも書くのは初心者です。
※最近は詩作を中心に活動しています。
「分かってないなあコイツ」
と思っても、温かく見守っていて下さい。
よろしくお願いします。
2019年5月19日(日)17時55分頃より始めました。
以上です。
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