増える彼女
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ふしぎなポケットの歌を口ずさんでいると
「良い曲ね」と若い女性が声をかけてきた。
そこから交際が始まったんだが
付き合っているうちに気が付いたことは彼女は
まるで別人のように態度がコロコロ変わる。
彼女の部屋に案内され、鍵をかけられると
「私が何人もいると知ったらどう思う?」
「クローン人間なのかい?」とふざけて言うと
「多重人格者といったほうがいいかもね」
「貴方が先週話した私は、スージー。母に酷くせっかんされた時生まれた人格よ」
「暴漢に絡まれた時の私は、キャサリン。父に殴られた時できた人格で、軍人なの」
だから、暴漢を簡単に撃退できたのか。
「そして、今の私はグレース……。ミステリー愛好家で犯罪者よ」
「安心して、貴方は殺さない。愛しているもの」
不意に眠くなり、気が付くと地下室に監禁されていた。
そのまま数年がすぎ、今彼女のお腹に新しい命が宿っている。
「良い曲ね」と若い女性が声をかけてきた。
そこから交際が始まったんだが
付き合っているうちに気が付いたことは彼女は
まるで別人のように態度がコロコロ変わる。
彼女の部屋に案内され、鍵をかけられると
「私が何人もいると知ったらどう思う?」
「クローン人間なのかい?」とふざけて言うと
「多重人格者といったほうがいいかもね」
「貴方が先週話した私は、スージー。母に酷くせっかんされた時生まれた人格よ」
「暴漢に絡まれた時の私は、キャサリン。父に殴られた時できた人格で、軍人なの」
だから、暴漢を簡単に撃退できたのか。
「そして、今の私はグレース……。ミステリー愛好家で犯罪者よ」
「安心して、貴方は殺さない。愛しているもの」
不意に眠くなり、気が付くと地下室に監禁されていた。
そのまま数年がすぎ、今彼女のお腹に新しい命が宿っている。
ミステリー・推理
公開:19/06/01 17:15
ぼちぼちやっていこうと思います。
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