特別捜査官アイザワ

「君は痛みに慣れているプロのようだが、君は特別捜査官の拷問…失礼、尋問に耐えられるかな」
　刑事は、机の正面に座る若い男に対して、含みの有る残忍は笑顔を見せた。
　拷問だと？全く笑わせてくれるぜ。　
「アイザワさん、『お客さん』ですよ」
　刑事は、アイザワと呼んだ捜査官に男を引き渡した。アイザワが待っていた部屋は、むせ返るような熱気と湿気が立ち込めていた…
一時間後。
「如何でしたか？」
　刑事がアイザワに問いかけた。
「刑事さんが連れてくる人は、痛みに強い方ばかりですけど…気持ち良い事には全く慣れていないんですよね。今回も『教えてくれたら、もっとイイことしてあげる♡でも、言わないと止めちゃうよ』と責めたら『止めないで！…何でも言うから…』って、情けない喘ぎ声を上げながら自白しましたわ」
「さすがナンバーワンの愛澤さんの拷問…失礼、尋問です」
「またのご指名、よろしくお願いします♡」