虹の王国
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雨が上がった晴れた日の、
からっと天気になる前の、
空に架かる七色の橋。
「僕に付いてきて。大丈夫、今君の世界は眠っているの」
さっきまでアーチだった虹は、
僕の目の前まで、回廊となっていた。
小人はピョンピョンと跳ねながら駆けていった。
置いていかれないように、急いで付いていく。
そして、雲を越えた先に、
空に浮かぶ城塞があった。
友達と公園でかくれんぼをしていたさっきまで。
雨が降って木の下へ。
足元に隠れていた小人がいた。
ビスケットをあげたら、
「あの空へ連れてってあげるよ」
そう言われて、杖のように手を振った小人。
雨はピタリと止み、光が差した。
僕は、この世界に客人として迎えられるらしい。
それも、王の間に招かれる旅人として。
からっと天気になる前の、
空に架かる七色の橋。
「僕に付いてきて。大丈夫、今君の世界は眠っているの」
さっきまでアーチだった虹は、
僕の目の前まで、回廊となっていた。
小人はピョンピョンと跳ねながら駆けていった。
置いていかれないように、急いで付いていく。
そして、雲を越えた先に、
空に浮かぶ城塞があった。
友達と公園でかくれんぼをしていたさっきまで。
雨が降って木の下へ。
足元に隠れていた小人がいた。
ビスケットをあげたら、
「あの空へ連れてってあげるよ」
そう言われて、杖のように手を振った小人。
雨はピタリと止み、光が差した。
僕は、この世界に客人として迎えられるらしい。
それも、王の間に招かれる旅人として。
ファンタジー
公開:19/05/23 14:27
小脇 進と申します。
まだ小説も、ショートショートも書くのは初心者です。
※最近は詩作を中心に活動しています。
「分かってないなあコイツ」
と思っても、温かく見守っていて下さい。
よろしくお願いします。
2019年5月19日(日)17時55分頃より始めました。
以上です。
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