キャラクター達の反乱

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A君の動き出す瞬間。それは、
筆が紙の上を走った時に現れる。
次に、B君、そしてC君と次々に生まれた。
A君は怒りっぽい。B君は泣き虫。
C君はドライ。
そんな風に性格を決めていく。だけど、
「おい、こんな事書いて俺を不幸にするつもりだな」
A君は紙の上から僕を差し、叫んだ。
「そうだよ、僕なんかずっと泣いてなきゃいけないんだ。グスン」
B君は顔を手で隠して泣いているようだった。
「どうせ、こいつの話はつまらないんだ。描くだけ無駄さ」
書く気を無くさせるC君。
「いっそのこと、こいつの頭をいじめてやろうぜ」
そう提案したA君。他の二人も頷いて同意したようだ。
彼らは演じるのを放棄した。
話は勝手に書き換えた。
しかし、出来た話は面白かった。
僕は落胆した。彼らの方が小説家だと。
しかし、三人は筆を止めた。
「勇気をだせよ、お前の作品だぞ」
それが、弾みで僕は筆を取り続きを書き出した。
その他
公開:19/05/25 09:54

小脇 進( 埼玉県 )

小脇 進と申します。
まだ小説も、ショートショートも書くのは初心者です。
※最近は詩作を中心に活動しています。

「分かってないなあコイツ」
と思っても、温かく見守っていて下さい。
よろしくお願いします。
                                                                               
2019年5月19日(日)17時55分頃より始めました。
以上です。

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