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とある山奥の宿での出来事。俺はついに苦しみの元を殺してやった!
その時だ。俺の体がまるで全身タイツでも着たかのように単色に染まり始めた。何だこれは!
そう言えば…と思い出す。
この宿には今、ある名探偵がお忍びでやってきているらしい。
まさかそいつがいるから俺の姿はこんなになってしまったのか!
くそっ!こんなの耐えられるか!
俺は荷物をまとめると急いで宿から飛び出した。
しかし俺が宿の敷地から出ることは叶わなかった。
宿と向こう岸を唯一繋げる一本橋が何故か事故で落ちていたのだ。
くそっ!これではまるで推理小説の世界ではないか!
何とか!何とかならないのか!
焦る私の肩を後ろから叩く者がいた。恐る恐る振り向くと、そこには名探偵・ニノがいた。
「あの~、貴方…」
ヤバい!言われる!
「サロンパスの人ですよね?」
やっぱり言われた!
痛みの元をこの宿で殺したばかりに、俺の姿は全身ブルーと化してた。
ミステリー・推理
公開:19/05/19 18:32

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