料理
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「こんにちは」
「こんにちは」
私は最近、社内で彼とよく会う。
顔見知りなわけではないし、同じ部署でもない。
「最近、よく会いますね」
彼はそういった。
「そうですね」
「どうです、一緒にお昼でも」
「はい」
うっかりそう返事をしたが、特に断る理由もない。
「ここはランチのBセットが美味しいんですよ」
食堂に着くと、彼は私にそういう。
「そうだ、いまは筍が美味しいんですよ。ゆがいてもいいし、ご飯にしても……」
通ぶっているようにもきこえるが、素人の私には分からない。
ただ、彼は気にせずランチのBセットを笑顔でほおばっている。
すると、私にも笑みがこぼれた。
そういえば、笑顔で食事をするのはなん年ぶりだろう。
最近は、満足に料理なんてしてなかったな。
ふいにそう思ったことが決め手となり、私もBセットを注文した。
そしてランチの間、彼と他愛のない話をする。
今日は、自分で料理をしてみようかな。
「こんにちは」
私は最近、社内で彼とよく会う。
顔見知りなわけではないし、同じ部署でもない。
「最近、よく会いますね」
彼はそういった。
「そうですね」
「どうです、一緒にお昼でも」
「はい」
うっかりそう返事をしたが、特に断る理由もない。
「ここはランチのBセットが美味しいんですよ」
食堂に着くと、彼は私にそういう。
「そうだ、いまは筍が美味しいんですよ。ゆがいてもいいし、ご飯にしても……」
通ぶっているようにもきこえるが、素人の私には分からない。
ただ、彼は気にせずランチのBセットを笑顔でほおばっている。
すると、私にも笑みがこぼれた。
そういえば、笑顔で食事をするのはなん年ぶりだろう。
最近は、満足に料理なんてしてなかったな。
ふいにそう思ったことが決め手となり、私もBセットを注文した。
そしてランチの間、彼と他愛のない話をする。
今日は、自分で料理をしてみようかな。
公開:19/05/20 15:28
歓びは朝とともにやってくる。
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