絶滅したリア充

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「お前、リア充だよなー」
ふと、妹にそう言った。妹は高校生になってから、恋に遊びにバイトに、と青春を謳歌しているのだ。
「どちゃくそ古い!」
痛烈な一言を浴びせられた。
「へ?」
「リア充って死語だし」
「いや、リア充はわりと普通のことばとして浸透してんだろ?」
「そんなんだからバイトをクビにされたり、いまだに彼女の一人も出来た事ないのよ」
「それは関係ないだろ。どさくさにまぎれてディスるなよ」
「ふっる!」
「え?」
「ディスるはないわー。強いて言うならディズる、ね。あ、意味は全然違うから」
「わけわかんねーよ」
「ま?」
「は?」
「お兄ちゃんの相手してる場合じゃないわ。私これからバイトだしー。ガンダ、ガンダ」
「ちょ、最近のことば、あとでLINEしといてくれよ」
「お兄ちゃんのLINEなんて、かなり前からブロッコリーだしー」
あぁ、さっぱり意味がわからん。
とりあえずリア充絶滅しろ!
その他
公開:19/08/08 23:59
絶滅したリア充 スクー

壬生乃サル

自由きままに、気の向くままに。
サルも木から落ちる・る・る~。

壬生乃サル(MIBU NO SARU)
Twitter(@saru_of_32)

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