一度オチると破産
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「なるべく高値でお願いできるかしら?」
「彼、ですか?」
ここは人身売買所。ここでは友達オークションなるものが開催されている。
容姿端麗な女性が一人の男性を連れてきた。高値が付くのは女の子や美少年と相場が決まっている。
「私の友達。口紅付きよ」
「口紅付きと言われましても」
「これでもダメ?」
彼女がカッターシャツのボタンを外し、胸の谷間を見せつけた。「ノーブラよ」
「そ、そんな事されましても……」
そう言いながらも、店員の目線は彼女の胸元に釘付けになっている。
「お・ね・が・い♪」
彼女が股間ギリギリまでスカートを捲し上げ、素足を見せつけた。
「こ、困ります」
「下も履いてないの」
「……」
店員は彼女の誘惑に、オチた。
薄暗い部屋の一室で彼女がパソコンを立ち上げる。
「あの店も終わりね」
その画面には『アンチ人身売買』というサイトが映し出されていた。
「人身売買所なんて潰れるべきよ」
「彼、ですか?」
ここは人身売買所。ここでは友達オークションなるものが開催されている。
容姿端麗な女性が一人の男性を連れてきた。高値が付くのは女の子や美少年と相場が決まっている。
「私の友達。口紅付きよ」
「口紅付きと言われましても」
「これでもダメ?」
彼女がカッターシャツのボタンを外し、胸の谷間を見せつけた。「ノーブラよ」
「そ、そんな事されましても……」
そう言いながらも、店員の目線は彼女の胸元に釘付けになっている。
「お・ね・が・い♪」
彼女が股間ギリギリまでスカートを捲し上げ、素足を見せつけた。
「こ、困ります」
「下も履いてないの」
「……」
店員は彼女の誘惑に、オチた。
薄暗い部屋の一室で彼女がパソコンを立ち上げる。
「あの店も終わりね」
その画面には『アンチ人身売買』というサイトが映し出されていた。
「人身売買所なんて潰れるべきよ」
ミステリー・推理
公開:19/08/08 23:59
友達オークション
スクー
まったり。
2022年…3本
2021年…12本
2020年…63本
2019年…219本
2018年…320本 (5/13~)
壬生乃サル(MiBU NO SARU)
Twitter(@saru_of_32)
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