生殺与奪の契約

これは重要なことなのだが、エサをやった時点で、人間は動物と生殺与奪の契約を結んだことになる。その契約を途中で破棄したらとてつもない責めを負うことになるのである。

このことに気がついていない者は多い。それゆえ、「飼えなくなったから」といって犬や猫を安易に捨ててしまう莫迦がなんと多いことか。

死後の世界というのが厳然とあって、そこでは犬や猫を勝手に捨てた者は罰を受けることになっている。それはもう厳しいものが。

そんなことを避けるために考えられたのが、はい、この免罪符です。これさえあれば、“契約破棄による責め苦”を受けることは避けられます。今ならご契約成立時に、なんと、三途の川お迎えオプションが無料になります。

なお、当契約は責め苦の緩和そのものを目的とするものではありません。エサをやった時点で犬猫等との契約は成立し、破棄することは絶対にできません。