絶好の的

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「お姉ちゃん、トランプかして」

「一人で占いでもするの?」

「んーん、タワーを作る」

部屋の入り口でトランプを渡すと、トテテと居間の方へ。

まぁ良いんだけど、何も私に借りなくてもねえ?

一旦戻り…、やっぱり何か飲もうと思い直して廊下に出た。

ひゅん!

わっ、何か飛んで!…輪ゴム?

「すまん、試し撃ちしてて」

父が手にしていたのは、割り箸鉄砲。

「何それ作ったの?、見せて」

「いいぞ、どうだー」

「ふーん」

あ、ぴんときた!

居間では絶好の的が建設されつつある。

にひひ。

居間ににじり寄る。

「お前なあ」

「本当には撃たないよ、可哀そうだし、真似だけ」

襖をあけ…半身を隠すというか、半分身を乗り出して、銃を突きつける。

タワーなど無く、弟が、銃を手に待ち構えてた。

ひゅん!ひゅん!ひゅん!ひゅん!

「何あれ!」

「あいつには、連射式をねだられた」
その他
公開:19/08/08 18:01
更新:19/08/20 18:52
人に向けて撃ってはいけません 本来の落ちを通過しちゃった どう、かな? だって、連射したかったんだあ (本来の落ちは下から4行目)

誰か

心楽しい読書になりますように。

https://twitter.com/N2lQzhfmQ7KOqHd

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