と、この間
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森に住む猫は魔法の笛を持っていた。ひと吹きすれば、お城から白馬に乗った王子様がやってくる。
「プリンセス、今日は何用ですか?」
王子様には笛の音が女性の声に聞こえる。どこか助けを求めてるように聞こえるのだ。
王子様はプリンセスが魔法にかけられ猫になったと思っている。魔法を解くには「愛する者のキスが必要」、とこの間、そんな物語を聞いた。
王子様は猫が苦手だった。猫のあの目に恐怖を感じるのだ。しかし「愛するキスは目を見つめながら」、とこの間、本で読んだ。悩ましい。
王子様はふと違和感を感じた。魔法を使えるのは魔女。魔法の笛が吹けるという事はプリンセスではなく魔女だ!そして「魔女はかぎ鼻のおばあさんである!」、とこの間、魔女の劇を観たから知っている。
でも、あの声は間違いなく若い。しかし、魔法で声なんて変えられる。でも・・。
とこの間、「猫に魔法にかけられ苦悩した王子様」というお話でした。
「プリンセス、今日は何用ですか?」
王子様には笛の音が女性の声に聞こえる。どこか助けを求めてるように聞こえるのだ。
王子様はプリンセスが魔法にかけられ猫になったと思っている。魔法を解くには「愛する者のキスが必要」、とこの間、そんな物語を聞いた。
王子様は猫が苦手だった。猫のあの目に恐怖を感じるのだ。しかし「愛するキスは目を見つめながら」、とこの間、本で読んだ。悩ましい。
王子様はふと違和感を感じた。魔法を使えるのは魔女。魔法の笛が吹けるという事はプリンセスではなく魔女だ!そして「魔女はかぎ鼻のおばあさんである!」、とこの間、魔女の劇を観たから知っている。
でも、あの声は間違いなく若い。しかし、魔法で声なんて変えられる。でも・・。
とこの間、「猫に魔法にかけられ苦悩した王子様」というお話でした。
ファンタジー
公開:19/08/03 22:10
更新:19/08/05 05:06
更新:19/08/05 05:06
いつか絵本を1冊出せたら...
そう思いながら書いてます。
少しだけホッコリしていただければ嬉しいです。
でも、たまにブラックも書きますけど。
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