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扉を開くと同時に、冷気が首元を通り抜けていった。
冷蔵庫の中に入れておいたはずのチューハイが無くなっている。そういえばこの間、友達を呼んで宅飲みしたときに全部空けたんだっけ?
そんなことを考えながら扉を閉める。せっかく明日は休日なのに、これでは少し味気ない。
よし、コンビニに行こう。アルコールと何か適当におつまみも買ってこよう。
期間限定と書かれたもので気になったチューハイを数本と、おつまみコーナーからはチーズとかを見繕ってきた。
せっかくなので冷蔵庫でもう一度しっかり冷やしてから頂こう。
そう思い立って、再び冷蔵庫の扉を開く。
あれ、缶ビールが入っている。さっき確認したときは確かにアルコールの類は一つも無かったのに。
瞬間。冷蔵庫の奥が開いた。え? これではまるで、冷蔵庫の中に部屋がある、みた……い……。
冷蔵庫の奥から、缶ビールに手を伸ばしている誰かと目が合った。
冷蔵庫の中に入れておいたはずのチューハイが無くなっている。そういえばこの間、友達を呼んで宅飲みしたときに全部空けたんだっけ?
そんなことを考えながら扉を閉める。せっかく明日は休日なのに、これでは少し味気ない。
よし、コンビニに行こう。アルコールと何か適当におつまみも買ってこよう。
期間限定と書かれたもので気になったチューハイを数本と、おつまみコーナーからはチーズとかを見繕ってきた。
せっかくなので冷蔵庫でもう一度しっかり冷やしてから頂こう。
そう思い立って、再び冷蔵庫の扉を開く。
あれ、缶ビールが入っている。さっき確認したときは確かにアルコールの類は一つも無かったのに。
瞬間。冷蔵庫の奥が開いた。え? これではまるで、冷蔵庫の中に部屋がある、みた……い……。
冷蔵庫の奥から、缶ビールに手を伸ばしている誰かと目が合った。
ファンタジー
公開:19/08/04 20:10
更新:19/08/27 22:05
更新:19/08/27 22:05
#扉を開くと
たくさん物語が作れるよう、精進します。
よろしくお願いします!
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