0
4
僕は、俗に言う「教育ママ・パパ」の子だったのだろう。
確かに、テストの点数や、良い学校に入れという話しか、両親は僕にしなかった。
そんな記憶しかない。
でも、思い出す。
一回だけ、ゲームをさせてもらったことがある。
何かの気の弾みか、デパートに買い物に行く際、置いてあった筐体のゲームをやらせてもらった。
ナイフで敵を倒して進むゲームだった。
その時は、点数がどんどん上がるだけだった。
最近うるさいなあと思っていた。
確か、社会の勉強をする時間なのに、数学をしていたことで叱られたからだった。
少し静かにして欲しいなあと思った。
どうしてだろう。
あんなに真っ赤になるなんて知らなかった。
あんな声なんてゲームの敵は出してなかった。
あんな目なんてゲームの敵はしていなかった。
ちょっと静かにして欲しかっただけなのに。
そんなさせ方なんて、誰も教えてはくれなかった。
【教育】
確かに、テストの点数や、良い学校に入れという話しか、両親は僕にしなかった。
そんな記憶しかない。
でも、思い出す。
一回だけ、ゲームをさせてもらったことがある。
何かの気の弾みか、デパートに買い物に行く際、置いてあった筐体のゲームをやらせてもらった。
ナイフで敵を倒して進むゲームだった。
その時は、点数がどんどん上がるだけだった。
最近うるさいなあと思っていた。
確か、社会の勉強をする時間なのに、数学をしていたことで叱られたからだった。
少し静かにして欲しいなあと思った。
どうしてだろう。
あんなに真っ赤になるなんて知らなかった。
あんな声なんてゲームの敵は出してなかった。
あんな目なんてゲームの敵はしていなかった。
ちょっと静かにして欲しかっただけなのに。
そんなさせ方なんて、誰も教えてはくれなかった。
【教育】
その他
公開:19/08/03 14:21
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます