吸い込まれる

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「青井君、お願いです。付き合って下さい」
私は彼を校舎裏に呼び出し、思いのたけをぶつけた
すると彼は「いいよ」と返事した
「よっしゃー」
私は心の中でガッツポーズを決めた
でも、すぐに冷静になり「ダメよ、加奈子。ここはクールな大人の対応をしなきゃ。ここで子供みたいな態度を取ったら彼に嫌われてしまうかも」
私は二度深呼吸を繰り返した。
でも、頭では分かっていてもどうしても顔だけはニヤニヤが止まらない。ついつい綻んでしまう
「それじゃ、いくよ」
彼はいきなり私の手をギュッと掴み、そう言った。
「はいっ?どこに?」
私は急な展開に状況がつかめずオロオロした
「だって、俺とつき合いたいんだろ。早くして。場所はあそこが良いかな」
「そんな、学校で。まだ心の準備が。でも、あなたがしたいんなら・・・いいよ」

「それじゃ、構えて。レディー、ゴー」
そうだよね。うん、分かっていた。そんな事じゃないかって
公開:19/07/31 14:37
更新:19/07/31 14:43

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