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人には街頭の明かりに引き寄せられる虫の様に本能で動いてしまう時がある
頭では理解していても体が勝手に動いてしまうのだ
憎い、悔しい、許せない
そんな感情の積み重ねが、理不尽な行動へと走らせる
そして、もがくだけもがいて嫉妬の炎に焼かれ死んでいく
人は時に「身を焦がす恋がしたい」と言う
ならば好きなだけすればいい。誰も止めはしない
二人で炎の前に立ち、「私を愛しているなら証明して見せて」とでも言えばいい。すぐに本性が露見する事だろう
結局は皆、なんだかんだ言っても自分自身が大事なのだ
愛しているだの。嫌いだの、やっぱり別れたくないだの、信じられないだの言っても自分中心でしか考えていない。他人はどうでも良い

人はどれだけ待っても進化しないし、何度も同じ過ちを繰り返す
それが人の性(さが)
与えられた命さえ、自分で簡単に絶ってしまう理不尽な生き物
だから、皆、闇の中で理想の自分を探している
公開:19/08/01 15:41

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