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北海道は多くの町が8月7日に七夕を行うが、僕の中では今年に限って8月8日(七曜日)に行う。僕と彼女が一年前にした約束に従って。
「来年会えるの最期かもな」
「どうして」
「理由は…遅れているから」
「遅れてる?」
「曜日が」
「ん?」
「月、火、水、木、金、土、日、七曜だろ」
「八曜日あるじゃない」
「君が言うなら8月8日(八曜日)に待ち合わせよう、SSGで」
「了解」
遂に八曜日になった。
なかなか彼女が現れないので諦めかけ腕時計を見た「8月7日午後7時」、彼女が手を振って降りて来る。
「そうだ彼女に時計を1日と1時間進めてプレゼントしたんだった」
「待った…今来たとこ」の挨拶の間もなく、僕らは瞬く間に光の短冊の動線を八曜日まで滑り降り七夕を祝った。
僕は彼女の手に口づけする隙に時計を自分の時間にこっそり合わせる。
今日は七曜日、明日も二人きりの祭。後の祭
「来年会えるの最期かもな」
「どうして」
「理由は…遅れているから」
「遅れてる?」
「曜日が」
「ん?」
「月、火、水、木、金、土、日、七曜だろ」
「八曜日あるじゃない」
「君が言うなら8月8日(八曜日)に待ち合わせよう、SSGで」
「了解」
遂に八曜日になった。
なかなか彼女が現れないので諦めかけ腕時計を見た「8月7日午後7時」、彼女が手を振って降りて来る。
「そうだ彼女に時計を1日と1時間進めてプレゼントしたんだった」
「待った…今来たとこ」の挨拶の間もなく、僕らは瞬く間に光の短冊の動線を八曜日まで滑り降り七夕を祝った。
僕は彼女の手に口づけする隙に時計を自分の時間にこっそり合わせる。
今日は七曜日、明日も二人きりの祭。後の祭
ファンタジー
公開:19/07/28 08:07
更新:20/05/27 19:51
更新:20/05/27 19:51
二度と再び
青春は来ない!
ちょっと奇妙な手法を好んで書いてます!
読みづらかったらすみません。
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