執筆。

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「ふぅ。」作家はペンを止めて一息ついた。
見るとペンのインクが切れている。
「なぁ、インクないかな?」作家は奥さんに声をかけた。
「私が知るわけないでしょ。」
そう言いながら、奥さんは作家が書いていた物語に目を通した。
「なにこれ、嫌な展開。メインの毛無し猿も最低。差別と偏見まみれで、気分悪いわ」

実はそれは作家の狙い通りだった。

「フッフッフ。安心しろって。この後、知的生命が始めてチキュウに現れて、毛無し猿たちは滅びるんだ。そっから先が本番だ。面白くなるぞ。」
「そうなの。じゃあインクついでに散歩に行きましょう。いいアイデアが浮かぶかもよ。」
ファンタジー
公開:19/07/29 20:02

ソー7

思いついた突拍子もない事を、形に出来たら面白いだろうな。と思って登録しました。
なので、頻繁じゃないかもしれないし、方向性もバラバラな話ばかりだと思いますが、よろしくどうぞ。

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