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「あした転生したいのなら、このリストから選んでください」
と、天使が転生先リストを持ってきた。
次の転生は、『虫の会』なのか。
カマキリ、ミミズ、ゴキブリ、ダンゴムシ、蛍。
圧倒的に蛍が人気だ。
夜の闇にぼんやり光って飛ぶ蛍。いいじゃないか、早く生まれ変わりたいし、自分も次は蛍でいい、いや、蛍になりたい!!
次々と蛍を希望するタマシイたち。
そんな中、1つのタマシイがが、ふと口にした。
「前回も蛍の募集ありましたよね、蛍の募集、早くないですか?」
すると、天使はこともなげに言う。
「蛍はね、いま川が汚いからすぐ死んじゃうし、幼虫はゴキブリと似ているからね。すぐ空きがでるんですよ」
みんな一斉に上げかけた手を下げて、転生先リストを見直し始めた。
と、天使が転生先リストを持ってきた。
次の転生は、『虫の会』なのか。
カマキリ、ミミズ、ゴキブリ、ダンゴムシ、蛍。
圧倒的に蛍が人気だ。
夜の闇にぼんやり光って飛ぶ蛍。いいじゃないか、早く生まれ変わりたいし、自分も次は蛍でいい、いや、蛍になりたい!!
次々と蛍を希望するタマシイたち。
そんな中、1つのタマシイがが、ふと口にした。
「前回も蛍の募集ありましたよね、蛍の募集、早くないですか?」
すると、天使はこともなげに言う。
「蛍はね、いま川が汚いからすぐ死んじゃうし、幼虫はゴキブリと似ているからね。すぐ空きがでるんですよ」
みんな一斉に上げかけた手を下げて、転生先リストを見直し始めた。
その他
公開:19/07/21 21:37
旧「はるぽこ」です。
読んでいただき、ありがとうございます。
400字制限の長さと短さの間で、いつも悶えています。
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【優秀賞】
渋谷コンテスト「夜更けのハイビスカス」
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