マシュマロ
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砂を噛んでも味気ないので、髪を齧る事にしました。爪にも味なんて無いのですけれど。
ストーブを壊したので、弟はお母さんを殺しました。やっぱり、私の心臓なんて味が無いようです。
だから、すげ替えた頭に魚を乗せて、ヒトでぎゅうぎゅうな空き家を一人で彷徨っているのですが、ブギーマンだけが手招きをしています。けれど私は自分の首を切り落としましたので、やっぱり魚に食べられたままなのです。
そうこうしている間に月が落ちてみんな死ぬから殺したけれど、誰も死なないので墓を掘り起こしました。
チェーンソーの唸り声が聞こえます。そこら中で。ほら。
仕方が無いので括り縄を探しています。
どなたか、包丁を知りませんか。
ストーブを壊したので、弟はお母さんを殺しました。やっぱり、私の心臓なんて味が無いようです。
だから、すげ替えた頭に魚を乗せて、ヒトでぎゅうぎゅうな空き家を一人で彷徨っているのですが、ブギーマンだけが手招きをしています。けれど私は自分の首を切り落としましたので、やっぱり魚に食べられたままなのです。
そうこうしている間に月が落ちてみんな死ぬから殺したけれど、誰も死なないので墓を掘り起こしました。
チェーンソーの唸り声が聞こえます。そこら中で。ほら。
仕方が無いので括り縄を探しています。
どなたか、包丁を知りませんか。
その他
公開:19/07/18 23:30
不気味
非日常
妄想
無意味
優しい世界の話。
遥かなる宇宙の話。
夏の陽だまりの中の話。
世界を覆い尽くす青空の話。
あなたの隣に居る私の話。
そんな、日常から宇宙の果てまで存在する、不思議で空想的な話を紡いでいきます。
時々ホラーも書くかも知れないけれど。
BOOTHにて作品集と長編小説を販売しておりますので、お気に召しましたら是非。
BOOTH→ https://chickenshop.booth.pm
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