夜のどら猫たち
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「うぃー。酔ったな」
終電で最寄りの駅で降りた俺は、人目も気にせず呟いた。
「おお! 満月じゃね?」
空を見上げながら線路を横切ろうとしたとき。
ーーにゃんにゃんにゃん
と、音をたてながら踏切が降りた。
「酔っ払ったかな」
すると、目の前をどら猫を先頭に大量の猫達が悠然と線路を歩いてきた。
「時代かな」
ぼーっと見ていたら、猫達が足を止めた「?」
先頭を見ると、水の入ったペットボトルが置かれていてそこで止まってるようだ。慌てた駅員たちが取り除きに走っていった。
ーー障害物は取り除きましたので、にゃん転開始します。
すると、猫達は通り過ぎていった。
踏切が上がり線路を渡ると再び鳴き声が響いた。
ーーにゃんにゃんにゃん
振り返ると、魚を咥えたどら猫が、仲間達とすごい勢いで逆走していった。
最後尾では、日曜夜6時半の髪型の女性が箒を掲げて風のように、裸足で駆けていった。
終電で最寄りの駅で降りた俺は、人目も気にせず呟いた。
「おお! 満月じゃね?」
空を見上げながら線路を横切ろうとしたとき。
ーーにゃんにゃんにゃん
と、音をたてながら踏切が降りた。
「酔っ払ったかな」
すると、目の前をどら猫を先頭に大量の猫達が悠然と線路を歩いてきた。
「時代かな」
ぼーっと見ていたら、猫達が足を止めた「?」
先頭を見ると、水の入ったペットボトルが置かれていてそこで止まってるようだ。慌てた駅員たちが取り除きに走っていった。
ーー障害物は取り除きましたので、にゃん転開始します。
すると、猫達は通り過ぎていった。
踏切が上がり線路を渡ると再び鳴き声が響いた。
ーーにゃんにゃんにゃん
振り返ると、魚を咥えたどら猫が、仲間達とすごい勢いで逆走していった。
最後尾では、日曜夜6時半の髪型の女性が箒を掲げて風のように、裸足で駆けていった。
ファンタジー
公開:19/07/18 18:20
更新:19/08/06 12:33
更新:19/08/06 12:33
拗らせ猫
マイペースに書いてきます。
感想いただけると嬉しいです。
100 サクラ
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