怪我の功名

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自分を管理するのって、とても難しい。
ここの工場も徹底的に自己管理するように
従業員に指導している。
そんなある日。
工場のマシンが暴走した。
誰にも止められなかった。
マシンは破壊に次ぐ破壊の嵐だった。
しかし、破壊された跡には、
小さな芽が出ていた。
植物だった。
工場内が緑化され、グリーンカーテンならぬ
クリーンフロアが出来上がった。
工場長は提案した。
「ここのフロアを植物工場にしてみてはどうだろう?」
そして、色々な植物が栽培され、
従業員達は精神が安定してきたと口々に言った。
これからは新たなマシンと共に
次のステージへ挑むぞ、みんな。
SF
公開:19/07/19 22:05

小脇 進( 埼玉県 )

小脇 進と申します。
まだ小説も、ショートショートも書くのは初心者です。
※最近は詩作を中心に活動しています。

「分かってないなあコイツ」
と思っても、温かく見守っていて下さい。
よろしくお願いします。
                                                                               
2019年5月19日(日)17時55分頃より始めました。
以上です。

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